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日本の最も美しい海老

日本の海老類でもっともおおきく、美しいと評される伊勢海老。昔から単なる高級食材としてだけでなく、ハレの日の特別な料理に想いを込めて使われてきました。成長段階で脱皮を繰り返す事から、「立身出世の縁起物」として又、固い殻に覆われた姿は戦国の甲冑に連想され、「武運祈願」や日本古来の折り目、節目である、節分、ひな祭り、月見、正月など祭りごとの料理に欠かせない華やかな海の幸として愛されてきました。長い髭と曲がった腰から連想された、「長寿祝い」や末永い幸せを願う婚礼祝いなど、日本の料理人達が腕を振るってきた高級食材です。また、その甘みと旨味が詰まった厚い身肉は、刺身でも加熱しても極上そのものです。頭から取れる濃厚で深い旨味のダシは伊勢海老ならではの味噌汁や煮物でご堪能頂けます。凛として、威風堂々たるいで立ち。この日本で最も美しい海老を、最上の状態で、いつでも安心してご利用頂ける様、 「 お造り用 伊勢海老 紫式部 」 を開発いたしました。


水揚げ産地の厳しい目利き
「紫式部」は千葉、伊豆、三重、長崎、宮崎などの伊勢海老の名産地で厳しい目利きを経た、最上品質の伊勢海老のみで限定生産しています。伊勢海老は漁獲時期や産地により品質が異なり、更に漁獲後の処理方法や滞留時間によっても大きく品質が異なってきます。例えば漁の前日や当日に雨が降った日の伊勢海老は、その漁場の水質条件や漁獲後の処理が悪ければ、たとえ活海老としてセリにかかっても、実は弱っていたり、身質が悪くなっている事があり、例え元気そうに見える活海老であっても、安易に買付は行いません。これらの繊細な違いを毎回、全ての海老に対して見極める必要があるのです。「紫式部」の原料となる全ての伊勢海老は各産地で厳しい目利きにより厳選されています。

