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1996年
想いはひとつ。

世界一のぼたん海老を創ること 」

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北東へ7500km
水産物の宝庫で育つ天然ぼたん海老

太平洋を遠く隔て、北海道とほぼ同緯度に位置するカナダ北西部。冷たく清純な海。大自然が織りなす豊潤な漁場は、紅サケ、ニシン、銀鱈など歴史的に日本で高い評価を得る天然水産物の宝庫。世界的にも希少な天然ぼたん海老がここに生息しております。
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最高品質は創りだすもの

天然の素材はいつも同じ品質ではありません。海中にも四季があり、水温や潮の変化、漁場による餌や運動量の違いも生じます。海老は移り変わる自然に合わせ、産卵後に身痩せしたり、再び栄養を蓄え身をパンパンに膨らませる時期もあります。成長の為に脱皮を繰り返し、身質が悪く、ソフトシェルの時もあります。漁場により砂や泥を沢山胃袋に含んで漁獲される海老もあれば、海底の状態により殻色が赤い海老や淡いオレンジ色のもの、薄茶色に近いものなど、天然海老の品質はその時々様々です。決して一定ではありません。それは雄大で美しく、そして非常に厳しい大自然の現実との対峙でもあります。だからこそ、一貫した高品質を追究するのであれば、旬の時期を見極め、漁場、漁獲方法を厳選し、さらにその時々の海老の状態と向き合い、心を砕き、技術と想いの全てを注ぎ込んで、創りだす必要がありました。
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「匠」を生み出す、200分の1の闘い

漁獲された海老の鮮度を最上の状態に保つためには一定の海水濃度と、ある温度帯を保つ事が必要でした。胃袋に蓄えられた泥や餌を吐きださせるには、その時々の海老の状態を見極めて、特別な手法をとる事が求められました。獲れたての活海老の如く美味しく甘い身質を創り上げる為にはマイナス50度の凍結機が必要でした。揺れる船上でブレの無い詳細なサイズ選別を行うには特別な機材のみでなく、それをなす人の技術と心が大切でした。これら「匠」を生み出すための一つ一つの工程は実際の漁獲船の上では極めて大きな負担と困難を伴います。それは、カナダの漁師達が行っていなかった“非常識”とも言える綿密で執拗な作業でした。また「匠」生産に見合う機材と機能をもった船も稀で、日本食文化の技術や価値観を受け入れて「世界一のぼたん海老」を一緒に創ろうとする漁師は皆無でした。技術の全てを注ぎ込む想いがあっても、それを簡単に受け入れる漁師がいない。カナダバンクーバー沖のぼたん海老漁師は約200隻。何隻でも、何度でも乗船し、一緒に漁をしながら船長達と何回も話し合いました。「匠」を創る事はまさに200隻中の隻を見つける闘いでした。1996年「匠」はごく僅かな数量で販売開始。カナダ・バンクーバーのたった1隻の漁師から生産された乾坤一擲の初製品でした。
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経験と技術の真髄を注ぎ続ける

今「匠」は継承されたその生産技術を認められた“工匠”のみが生産できる「世界最高峰のブランド」となり、20隻を超える漁師達とつの陸上工場で生産され続けております。「匠」の技術をそのまま生かした「籠獲(かごどり)」という兄弟ブランドも生み出し、長年に渡りNo.ブランドとして市場で確固たる信頼をいただき続けております。海がもたらす素材への想い、調理人への想い、食べる人への想いを込めて、更に高みをめざす。そこに比類なき味わいと、幸せで美しい時間があるはずと信じて。
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全て獲れたて。
海老の活力が違うから、身質が違う。

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「匠」生産チームのルールとして、「匠」・「籠獲り」の工匠達は海老を長時間船上保管したり、 弱った海老をそのまま活原料として帰港、生産することをしません。漁獲後、ただちに洗浄急速凍結するか、 飛行機集荷(水上飛行機を漁場へ飛ばし、獲れたての海老をそのまま集荷し、生産工場へ急送)にて、
漁船が港まで戻る時間と労力を革命的に削減させ、活海老の鮮度・質を飛躍的に高めました。まさに最上質の獲れたて活原料のみを利用しています。
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サイズがぶれない・品質がばらつかない

コンピューター選別機により、一尾ずつグラム単位で選別し、 そのうえソフトシェルやブロークンをしっかりと排除する二重選別を施しているので、 サイズの揃いと品質の安定性が抜群です。

先進の安全管理

全ロット衛生管理・完全トレーサビリティ実施。安心・安全の為、万全の対策をしています。

高品質をそのままお届けする為に

コンテナ輸送、出荷前の保管はセミ超低温(-35℃以下)で統一し、品質が守られています。出荷後の移動中やお客様のお手元での保管中にも、品質劣化を極力抑える為のパッキングを開発・導入しています。
バキュームパック
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1kg箱、ひとつひとつをパック。
乾燥、劣化から守ります。
アルミシールドカートン
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​移動中の温度変化、品質劣化を極力防ぎます。

必要な尾数のみ解凍してください。
環境・資源保護への小さな一歩

セパレートシートにより、凍結状態で分割可能。必要な尾数のみを解凍してご利用いただく事が可能で、お客様の素材ロスに貢献し、資源の有効活用を目指します。ぼたん海老漁はカナダ政府は徹底した資源保護政策を敷き、ぼたん海老漁も厳しい規制管理で守る努力が続けられています。地球の環境と資源を守る為、SDGsで謳われる「14海の豊かさを守ろう」の精神へ、ごく僅かですが小さな一歩を進めて参ります。
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